単行本の累計部数が1100万部を突破した大人気マンガ「その着せ替え人形は恋をする」の実写化が決定しましたが、放送前からすでにひどいと話題になっています。
その要因のひとつは、あかせあかりがキャスティングされていないということです。
「その着せ替え人形は恋をする」の主人公・喜多川海夢の完璧なコスプレを披露したあかせあかりを配役に望む声が多く、あかせあかり自身の名前も話題入りするほど。
この記事では、「その着せ替え人形は恋をする」の実写化がひどいといわれている理由についてまとめています。
実写化がひどいと話題の【その着せ替え人形は恋をする】とは
「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」通称「着せ恋」は、2018年からヤングガンガンで連載している福田普一先生の大人気マンガです。
2024年6月時点で単行本の累計部数は1100万部を突破し、各種マンガサイトでも高レビューを記録。
雛人形の頭師（顔を作る職人）を目指す青年・五条新菜が、オタクギャル・喜多川海夢のコスプレ作りをすることになり、衣装作りを介して親密になっていくという物語です。
ただのラブコメ要素だけでなく、コスプレについて多角的な知識も得ることができます。
2022年にアニメ化され、2024年10月より実写ドラマとして放送が予定されています。
実写ドラマは10月8日より放送予定
その着せ替え人形は恋をするの実写ドラマは永瀬莉子と野村康太がW主演を務め、10月8日よりMBS／TBSドラマイズム枠で放送されます。
- MBS：毎週火曜24:59～放送
- TBS：毎週火曜25:28～放送
【その着せ替え人形は恋をする】実写化がひどい理由①喜多川海夢役があかせあかりじゃない
その着せ替え人形は恋をするの実写化にあたり、特に話題となっているのが主人公・喜多川海夢役のキャスティングについてです。
実際にドラマで喜多川海夢を演じるのは永瀬莉子ですが、多くの人が「喜多川海夢はあかせあかり」と別の人物を希望しているのです。
喜多川海夢役に多くの人が希望しているあかせあかりとは
あかせあかりはコスプレイヤーとして有名ですが、グラビアアイドルや声優、歌手などマルチに活躍しています。
歌手としてデビューした1stシングル「恋ノ行方」は、アニメ「その着せ替え人形は恋をする」のエンディングテーマに起用されました。
主人公・喜多川海夢のコスプレをしながら歌うMVは2024年9月時点で1500万回以上再生され、その完成度の高い姿に「まさに本物」と絶賛されています。
あかせあかりの喜多川海夢コスプレは完璧なことで有名
アニメのエンディングテーマを担当し喜多川海夢の完璧なコスプレを披露したあかせあかりは、その着せ替え人形は恋をするが好きな人にとっては広く知られている有名人です。
喜多川海夢のコスプレを披露したさいには多くの称賛を受け、「本人超え」「喜多川海夢そのもの」などファンからも大絶賛。
アニメのエンディングテーマを担当し縁も深いあかせあかりに、実写の喜多川海夢を演じてほしかったという声は多くあがっているのです。
【その着せ替え人形は恋をする】実写化がひどい理由②喜多川海夢役の永瀬莉子のビジュアル
永瀬莉子は数々のドラマに出演している女優で、ファッションモデルをしていた経歴もあります。
容姿端麗でかわいいのですが、喜多川海夢を演じるにあたり不満の声もあがっています。
金髪からピンクのグラデーションという特徴的なヘアスタイルを無視
喜多川海夢は、金髪＋毛先にかけてピンク色へとグラデーションになっているロングヘア。
しかし永瀬莉子が演じる喜多川海夢のヘアスタイルは、ただの金髪セミロングです。
正直ヘアスタイルという一番寄せやすいものに対してこのクオリティでは、着せ恋ファンからするとがっかりです。
体格などどうにもできないものではなく髪型くらいであれば、忠実に再現してほしかったですね。
ギャル感がまったく足りていないメイク
喜多川海夢はギャルです。見た目も中身も最高のギャルです。
ギャルといえば、つよつよメイク！
しかし永瀬莉子の喜多川海夢は、かわいいもののギャル感が足りていません。
あかせあかりが披露した喜多川海夢のギャル感が完璧なこともあり、余計に物足りなさを感じてしまいます。
コスプレメイクと現実メイクは別物ですが、それにしてもギャルメイクとは呼べないほどの薄さといえます。
ヘアスタイル同様、メイクも寄せようと思えばすぐに寄せられるものです。
キャラクターのイメージを確立させる見た目という一番大切な印象を、もっと寄せてほしかったというファンの思いも理解できます。
海夢のハツラツとした表情の作り方ができていない
喜多川海夢は、物おじすることなく自分の好きを表現できるつよつよギャルです。
キャラクターになりきるためには表情を抑えることもしますが、基本的には感情が思い切り出てしまうほど表情豊か。
永瀬莉子の表情は、原作の喜多川海夢に比べると少しおとなしそうな印象を受けます。
喜多川海夢らしく、感情豊かで堂々とした表情を見せてほしいですね。
あかせあかりの喜多川海夢が完璧すぎた
あかせあかりの完璧な喜多川海夢を見慣れているファンからすると、永瀬莉子の喜多川海夢はどうしても違和感があります。
あかせあかりが、いちコスプレイヤーであればここまで周知されなかったかもしれませんが、アニメ・その着せ替え人形は恋をするのエンディングテーマを担当し、喜多川海夢のコスプレをMVで披露しているのです。
そのため原作やアニメを知っているファンにとって、あかせあかりの喜多川海夢は見慣れたものであり、あかせあかりの喜多川海夢が公式というイメージなのです。
あかせあかりが喜多川海夢役にキャスティングされなかったことに不満を感じてしまうのも仕方ありません。
【その着せ替え人形は恋をする】実写化がひどい理由③五条若菜役のビジュアルとキャラ説明
実写ドラマは、喜多川海夢役の永瀬莉子と五条新菜役の野村康太がW主演。
実写化がひどいといわれている理由は、喜多川海夢だけでなく五条新菜にもあります。
髪型を似せていない
五条新菜の髪型は短髪で、前髪も眉上です。
しかしキャラビジュアルの野村康太を見ると、前髪が目にかかりそうなくらい長め…。
喜多川海夢同様、すぐに似せることができるヘアスタイルという項目でさえ似ていないのでは期待が薄れてしまうことも仕方ありません。
五条新菜は作中でタオルを頭に巻いて作業するシーンもありますが、この前髪は邪魔にならないのでしょうか。
雛人形作りを「趣味」と表記
五条新菜は雛人形職人の祖父と暮らしながら、雛人形の顔を作る頭師になることを夢見て日々研鑽を重ねる青年です。
ドラマの公式サイトでは、五条新菜のキャラクター説明文にその努力を「趣味」と表記する場面も。
これに対して
あの情熱を趣味という言葉で片づけないでほしい！
という声もあがりました。
【その着せ替え人形は恋をする】実写化がひどい理由④アニメ2期がまだ
実写化よりもアニメの2期に取り組んでほしいという声もあがっています。
アニメ続編の制作は決定と発表されたものの詳細は不明
アニメの続編が制作されることは決定したと公式から発表があったものの、詳しいことはいまだ不明です。
アニメの続編を待ち望んでいたファンにとっては、アニメの続編より実写ドラマの放送が発表され意気消沈。
実写ドラマよりアニメ続編の話を進めてくれ！
という声があがりました。
【その着せ替え人形は恋をする】実写化がひどい理由⑤きわどいシーンの再現
その着せ替え人形は恋をするでは、少しドキドキするシーンもあります。
きわどい描写になってしまうので、そのシーンを永瀬莉子が演じてくれるのかという不安もあがっています。
股下採寸の名シーンはカットされるのか
喜多川海夢のコスプレ衣装を作るためサイズ採寸をする五条新菜ですが、股下を図るさい拳が喜多川海夢の大事な部分に触れてしまうという読者ドキドキの名シーンがあります。
雑誌Seventeenの専属モデルとして活躍していたクリーンなイメージの永瀬莉子に、そのきわどいシーンを再現できるのかいう疑問もあがっています。
【その着せ替え人形は恋をする】実写化がひどい理由⑥そもそも実写化に反対
そもそも、マンガ原作の作品をアニメ化ではなく実写化することを嫌がる層も一定数存在します。
キャラクターのイメージや性格を壊したり話の内容を無視したりという過去の実写事例があるため、どうしても前向きにとらえることができないのが現状です。
マンガ原作を実写化することにより生じる改変
マンガはすでにキャラクターの容姿が明らかに表現されているため、2次元と3次元では大きく印象が異なります。
イメージしているキャラクターの容姿とかけ離れていることが多い実写ドラマ化は、受け入れられにくいものです。
しかもキャラクターの見た目だけではなく、脚本次第でキャラクターの性格や話の内容がまったく変わっていくという最悪な事態も考えられます。
ドラマ化だと決められた放送期間内に完結させないといけないため、重要なシーンをカットしたり物語を改変したりする場合があるからです。
そのため原作を大事にしているファンからすると、実写ドラマ化は内容を変えてくる可能性が大きいため反対派が多いのです。
まとめ：その着せ替え人形は恋をするの実写化がひどい！あかせあかりを推す声も
ヤングガンガンで連載中の大人気マンガ「その着せ替え人形は恋をする」の実写化がひどいと話題になっていますが、その原因は以下の6つです。
- 喜多川海夢役があかせあかりじゃない
- 永瀬莉子の喜多川海夢が原作に忠実でない
- 五条新菜の見た目も寄せていない
- アニメ2期がまだなのに実写化が先に放送
- きわどいシーンがカットされる可能性
- そもそもマンガ原作の実写化は嫌煙される
やはり一番の理由としては、喜多川海夢をコスプレで完璧に再現したあかせあかりがキャストではないという点でしょう。
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメエンディングテーマを担当し、縁も深いだけでなく喜多川海夢の完璧なコスプレを披露し多くの着せ恋ファンを魅了したあかせあかり。
彼女の完璧な喜多川海夢を知っているファンにとって、あかせあかり以外の喜多川海夢は考えられないのでしょう。
まだキャスティングされた永瀬莉子が張り合えるくらい忠実に再現してくれていれば納得できましたが、キャラクタービジュアルを見るとギャル感が圧倒的に足りていません。
実写化がひどいといわれる大きな要因は、髪型やメイクという最低限のクオリティも確保できていないということです。
物語には一切の改変を望みませんが、どのようなストーリー展開になるのか気になりますね！
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