ちまたで話題の壁に描かれた「エビチリ」の文字。
その場所だけの個性的なメッセージかと思いきや、実は複数の場所で「エビチリ」が発見されているのです。
この記事は話題のグラフィティアート・エビチリについて以下のことを書いています。
- 「エビチリ」の落書きがどこで見られるか
- グラフィティアートについて
- なぜ「エビチリ」なのか
- なぜ「エビチリ」が複数の場所で発見されるか
結論をいいます。本人にしか制作意図はわかりません。
「グラフィティアート」とは、主に公共の壁に無断で描かれるアートのこと。
しかし法律に触れるリスクがあるため、壁の落書きは公表しないことが一般的なのです。
本人を見つけてインタビューすることは叶いませんでした。
そのため独自で調査&分析をした結果、真実に近いといえる答えが出ましたのでぜひ最後までお読みください。
グラフィティアートで「エビチリ」の落書きを発見する人が続出!
上記のポストが話題になったのはご存知ですか?
このポストを皮切りに、いたるところで発見した「エビチリ」を投稿する人が続出しました。
他にもさまざまな場所で「エビチリ」という文字が発見されています。
調べた結果、以下の場所での発見情報が多く集まりました。
- 東京(三軒茶屋、二子玉川、渋谷、高円寺、駒澤大学付近)
- 京都
- 名古屋
なぜこんなにも、みんなエビチリ推しなのでしょうか。
グラフィティアートで「エビチリ」と落書きする理由は?
エビチリが話題に出てきたのは最近ですが、このようなポストも見かけました。
このポストは2022年のもの。
2年前から、すでにエビチリは流行っていたようです。
エビチリを量産する期間としては十分ですね!
発見されたエビチリのグラフィティアートには、いくつか種類があります。
このエビチリは、簡潔で素早く描ける「タグ」という技法で描かれています。
今回話題になっているエビチリは大きくてシンプルに描くスローアップという技法で、どちらも基本的な技法なのでグラフィティアートをしている人ならば描けるものとなっています。
ここで筆跡に注目!
今回話題になっているスローアップのエビチリをよく見てみると、ふくらみの部分やアクセントをつけている部分の筆跡が一致しています。
特に特徴的なのが「リ」です。よく見ると汗のようなポイントがついています。
この情報を基にすると、これらの作品が一人のアーティストによって描かれている可能性が高いと推測できます。
いや各地で発見されてるじゃん!
道具も必要だし、さすがに別の人でしょ!
と思われるかもしれませんが、そうとも限りません。
グラフィティアートではなくスプレーアートとして活動しているのであれば、営業で各地を回ることができるからです。
スプレーアートは公認された壁やキャンバスにスプレーで絵を描くアートのことですが、パフォーマンス性が高く人気です。
そのスプレーアートのアーティストとして全国を営業しているのであれば、道具もそろえて持ち歩いているはず。
離れた土地で発見されていても、同一人物の可能性は十分にあるのです。
エビチリと描いているのは、グラフィティアーティストとしての活動をアピールするためなのか?
それともグラフィティアーティストとして、訪れた土地に記念の証を残しているのか?
この仮説は間違いで、コミュニティ内で「エビチリを描こう」と示し合わせて複数の人物が筆跡を統一し各地で描いているのか?
真相は明かされていません
いずれにせよインパクトがあるので、のちに「エビチリ」をまねする人も出てきた結果エビチリが広まったのでしょう。
グラフィティアートの落書きで「エビチリ」を選んだ理由は?
なぜ「エビチリ」という単語を選んだのかは、アーティスト本人に制作意図を確認しなければわかりません。
しかし先述しましたが、グラフィティアートは法律に触れるリスクがあるため、アーティスト本人は身元を隠すことが一般的です。
しかも日本ではグラフィティアートを「落書き」としか思っていない人が多く、公に発信すればバッシングを受けることが予想できます。
そのような状況では、グラフィティアーティストであると公表することは難しいでしょう。
ちなみにグラフィティアートの世界では、アーティストを秘密にすることもカルチャーの一部みたい!
アーティスト本人が制作意図を公表することはないでしょうが、考えられる理由はいくつかあります。
- 予期せぬ言葉やフレーズを使用することで視覚的なインパクトを高め、見る人の注意を引く効果を狙っている
- 「エビチリ」というユニークなタグを使用することで他と差別化し、自身のアートブランドを構築している
- 活動中は「エビチリ」というアーティスト名を使っている
- エビチリが大好きだから
いずれにせよ注目を集め話題となったので、「エビチリ」を選んで大正解でしたね。
グラフィティアートでなぜか「エビチリ」の落書き!理由まとめ
壁の落書きは「グラフィティアート」と呼ばれるアートの一種です。
しかし違法とされるリスクもあるため、制作者が公表することはありません。
そのため独自で調査・推測した結果を記載しました。
各地で発見された「エビチリ」には、このような制作背景があったと考えられます。
- 同じ人が複数描いている?
- グラフィティアート活動のアピール?
- 訪れた土地に記念の証?
- コミュニティで示し合わせた?
- 印象に残るため他の人もまねをした?
エビチリという単語を選んだ理由として考えられるのは以下の通りです。
- インパクトのある単語で注意を引くため?
- ユニークな単語で他と差別化するため?
- 「エビチリ」を自身のアートブランドにしているため?
- エビチリが大好きだから?
受け取り手によってさまざまな解釈が生まれるグラフィティアート。
制作意図はアーティスト本人にしかわかりません。
今回エビチリが話題になったことで、にやりと笑うアーティストがどこかに存在していることでしょう。
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