ビフテキ作戦の意味や元ネタは?無在庫転売ヤー退治の流れまとめ

無在庫転売ヤーへの対抗策であるビフテキ作戦。

その意味や元ネタはどこからかご存知ですか?

この記事では、ビフテキ作戦の意味だけでなく元ネタとなった出来事についても詳しく解説しています!

ちなみに「無在庫転売ヤーのおかげで今夜はビフテキにします」が由来です(笑)

\もしやビフテキの口?/

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目次

ビフテキ作戦の意味は、無在庫転売ヤーへの対抗策のこと

ビフテキ作戦とは、自分の商品が無在庫転売ヤーに利用されているときに、自分の商品を高値にあげることで対抗する策のことを意味します。

無在庫転売とは、無在庫販売で転売すること

無在庫販売とは、在庫を持たずに商品を販売する運営形態のこと。

転売とは、仕入れた商品を他の市場で購入時より高めに再販売することで差額分の利益を得るビジネス。

そして無在庫転売は、購入されてから商品を仕入れて転売するという方法です。

ちなみに無在庫転売は違法ではありませんが、販売サイトによって禁止・規制されています!

無在庫転売ヤーの仕入れ先の元値を上げる行為

ビフテキ作戦の元ネタは、とあるメルカリの出品者が、Amazonで自分の商品を画像そのままで販売している無在庫転売ヤーを発見したことが発端です。

出品者は「購入後に不要になったから出品する」のは問題ないと考えていました。
しかし、まだ購入していない商品画像をそのまま使用していることに気づき、「これは無在庫転売だ」と見抜いたのです。

そこで打ち出した対抗策が、自分が出品している商品を値上げするという方法です。

無在庫転売ヤーは出品者の商品を仕入れて転売するため、利益が出るように出品者より高い価格を設定しています。

その性質を逆手に取ったのが「ビフテキ作戦」です。

流れを整理すると次の通りです。

無在庫転売ヤーより高い差額を受け取るために商品を値上げ

※ここでは、もともとメルカリで販売していた人物を出品者、Amazonでその商品を無在庫転売しようとした人物を無在庫転売ヤーと表記します。

  1. 出品者は自分の商品を無在庫転売ヤーから購入する
  2. 出品者は自分の商品を無在庫転売ヤーより高額に値上げする
  3. 無在庫転売ヤーが出品者の商品を購入すれば差額分の利益を受け取れる
  4. (商品も自分の手元に戻ってくる)

出品者が自分の商品を無在庫転売ヤーから購入&出品商品の値段をあげるという方法をビフテキ作戦と呼びます。

ちなみに無在庫転売ヤーは出品者から購入せず、注文を受けたさいに「在庫切れ」と逃げたので実際にはビフテキを食べられませんでした(笑)

\自分でお店を持つ方が安全!/

無在庫転売ヤーから巻き上げた金で今夜はビフテキ!がビフテキ作戦の元ネタ

この「無在庫転売ヤーから得た利益でビフテキを食べる」という投稿が話題となり、「ビフテキ作戦」の元ネタとなります。

SNSアカウント名:不入斗ん(いりやまずん)

この対抗策を取ったことで「今夜はビフテキ」とSNSに投稿し、ビフテキ作戦という名前を広げた人物は、不入斗ん(いりやまずん)氏です。

無在庫転売ヤーとのやりとりを含めXで投稿しており、「今夜はビフテキにします」「ビフテキが食べたいから早く僕の商品を買ってください」などと実況中継をしていました。

この「無在庫転売ヤーから得た利益でビフテキ食べたい」という流れから、無在庫転売ヤーに対して自分の商品を値上げして対抗する処置を「ビフテキ作戦」と呼ぶようになりました。

ちなみに現在は「不入斗んん」とアカウント名を変更し、鍵垢(フォロワー以外に投稿が見えない非公開設定)となっています。

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無在庫転売ヤー:よろず屋WEBショップ

不入斗ん(いりやまずん)氏の商品を無断で無在庫転売していた相手は「よろず屋WEBショップ」です。

不入斗ん氏が販売価格を高額にすると、販売元である不入斗ん氏への連絡もなしに「仕入れ先に確認したところ併売店舗で販売された」などと言い訳を並べました。

よろず屋WEBショップは高額になった商品を仕入れられず、キャンセルを持ちかけました。

不入斗ん氏はそれを拒否しましたが、最終的によろず屋WEBショップ側が一方的にキャンセルし、連絡を絶ちました。

その後よろず屋WEBショップは店名を「moon river」と変更&住所の変更もしたうえで、運営を続けているとのことです。

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元ネタのビフテキ作戦が無在庫転売ヤーを退治した流れをまとめてみた

実際にどのように「ビフテキ作戦」が行われ、無在庫転売ヤーがどんな反応をしたのかを、時系列で整理して紹介します。

自分の商品を別サイトで発見

発端となったのは、メルカリで出品していた不入斗ん(いりやまずん)氏の商品が、Amazonのショップ「よろず屋WEBショップ」で販売していたこと。
出品している写真や説明文がそのままなうえ、不入斗ん氏が2,450円で販売していたところ、よろず屋WEBショップでは6,850円と高値で販売されており、「これは無在庫転売だ」と確信します。

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無在庫転売ヤーから購入後、自分の商品を値上げ

そこで不入斗ん氏は、無在庫転売ショップで自分の商品を購入し、すぐに自分のショップの商品価格を高額に値上げしたのです。

無在庫転売ヤーは出品者から商品を仕入れてからお客さんに販売するため、利益を得るには「仕入れ価格よりも高く売る」必要があります。
しかし”仕入れ先”である出品者は、なんと245,000円まで価格を引き上げました。

そして今回の元ネタであるビフテキというワードが登場します。

やりとりをリアルタイムで投稿

仕入れ先である不入斗ん氏の商品が値上がりしたことで、よろず屋WEBショップは動揺。
購入できないと踏むと「併売店舗で売れてしまった」「在庫が切れた」などと言い訳をし始めます。

不入斗ん氏はこのやり取りをSNS(当時のTwitter・現X)で実況中継していたため、このリアルタイム投稿が話題となりました。

購入のキャンセルを乞うよろず屋WEBショップからの連絡に対して「嫌です今夜はビフテキが食べたいんです」と投稿したり、その後も何かと「ビフテキの予定が野菜炒めになる・・・」「ビフテキ食いたかったな」ととにかくビフテキを全面に押し出す投稿スタイル!

不入斗ん氏の一連の投稿からビフテキというワードが強く印象に残ったため、以後「無在庫転売ヤーに自分の商品を使われた」と気づいた出品者たちが同様の方法を試すようになり、それをビフテキ作戦と呼ぶようになったのです。

\ビフテキの口になった人は↓/

その後のよろず屋WEBショップは…

一連のやり取りのあと、よろず屋WEBショップは店名を「moon river」に変更。
さらに住所も変えて運営を続けているとされています。

転売ヤーの”典型的な逃げ方”とも言われ、ネットでは現在もこの事件が語り草になっています。

ビフテキ作戦が教えてくれたこと

無在庫転売そのものは違法ではありませんが、ルールを守らない出品者に利用されてしまうケースも少なくありません。
SNSでの拡散をきっかけに、無在庫転売の問題点や出品者保護の重要性が広く知られるようになったのも大きなポイントです。
ただし実際に同じ行動を取る場合は、販売サイトの規約や利用ポリシーをよく確認し、自己責任で行うようにしましょう。

Youtuberヒロシが動画も作成

この一連の流れは、不入斗ん氏が鍵垢にしたことで見られなくなってしまいました。

しかしこのやりとりをまとめた動画を、Youtubeにてヒロシ氏が配信しています。

無在庫転売ヤーのよろず屋WEBショップに対する不入斗ん氏の絡み方が面白いので、実際の投稿を見てみたい人はこちらをどうぞ↓

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ビフテキ作戦の意味や元ネタは?無在庫転売ヤー退治の流れまとめ

ビフテキ作戦の意味は、無在庫転売ヤーに自分の商品を勝手に使われたときに、その仕入れ元である自分の販売価格をあえて値上げして対抗する方法のことです。

このビフテキ作戦の元ネタとなったのは、出品者・不入斗ん(いりやまずん)氏が無在庫転売ヤー・よろず屋WEBショップとのやりとりをSNSで公開し、「今夜はビフテキにします」と投稿したことから広まったエピソード。

いまでは、ビフテキ作戦の意味として「無在庫転売ヤーへの対抗策」を指す言葉として定着しています。
このビフテキ作戦の元ネタを知っておくと、ネット販売の仕組みや対策を理解するうえでも役立つでしょう。

\ビフテキの口になった人は↓/

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