さまざまな場所で目にする機会が増えてきた生搾りオレンジジュースの自販機ですが、甘い果汁をその場でしぼって虫やゴキブリは寄ってこないの?と不安になりますよね。
この記事では、生搾りオレンジジュースの自販機が対策している衛生面についてまとめています。
結論、生搾りオレンジジュースの自販機は衛生面に配慮していて虫やゴキブリが混入する可能性は極めて低いといえます!
その理由について解説していきます。
生搾りオレンジジュース自販機に虫やゴキブリが混入せず衛生面を保てる理由
生搾りオレンジジュースの自販機が衛生面を保てる理由について、4つの理由をあげて解説していきます。
設定温度は10度以下
生搾りオレンジジュースの自販機は、主に「IJOOZ」と「Feed ME」の2社が運営しています。
そのどちらも、冷蔵庫内の設定温度は10度以下に設定。
10度以下の環境下では、ゴキブリをはじめ虫の活動は控えめになります。
自販機内の温度が10度以下に設定されているのは、品質保持だけではなく害虫対策も兼ねられているのですね。
カップの取り出し時間が設定されている
IJOOZではジュースが完成してから60秒間の間にカップを受け取らなければ、取り出し口にロックがかかってしまいます。
取り出し口にロックがかかることは、衛生面だけでなくイタズラ対策にも有効です。
ずっと取り出し口が開いていれば虫の侵入も考えられますが、その点もカバーしています。
時間を超えてしまってもロック解除は可能なのでご安心を!
補充の仕方も徹底的に衛生管理されている
自販機なので、在庫がなくなれば補充しなければんりません。
自販機を開けながらの作業になるため、その間に害虫が侵入してきたら?と不安に思われるかもしれませんが、こちらもしっかりと対策を取っています。
作業中は不織布のシートで自販機全体を覆いながら作業しているようです。
自販機には防虫装置が設置されている
通常の自販機には、何かしらの防虫装置が備えられています。
足の部分に熱を放つタイプや虫が嫌がる波長の光を放つタイプなど、種類は違えど防虫装置は練られています。
そのため下から潜り込むことは難しく、補充作業で自販機を開けているすきに空中から飛び込むしか方法がないのです。
しかし生搾りオレンジジュースはシートで自販機を覆っているため、空中をしっかりブロック。
上からも下からも、どちらの侵入も不可能なのです。
徹底した衛生管理に、今後も安心して利用できそうです!
虫やゴキブリの混入事例は生搾りオレンジジュースではないカップ式の自販機
実は生搾りオレンジジュースではなく、カップ式の自販機で虫の混入事例を発見しました。
東京都保健医療局の異物混入事例では、以下のように報告されています。
カップ式自動販売機で購入したオレンジジュースにゴキブリが混入していた(通常、自動販売機は足の部分に熱による防虫装置があるが、当該自販機には設置されていなかった)
東京都保健医療局より引用
生搾りではないカップ式自販機のオレンジジュース
缶ジュースの自販機は、そもそもジュースという甘い蜜がこぼれる心配がなく虫のエサとなるものがありません。
しかしカップ式自販機は液体があらわになるため、ジュースがこぼれてしまうと虫を寄せ付けるエサとなってしまうのです。
通常であれば熱による防虫装置が発動するはずですが、当該自販機には設置されていなかったよう。
防虫装置さえ稼働していれば、防げた事故かもしれませんね。
まとめ:生搾りオレンジジュース自販機の衛生面は?虫やゴキブリは混入するか
生搾りオレンジジュースの自販機では、虫やゴキブリが入らないように衛生面を徹底的に管理しています。
オレンジを補充するさいは空中からの虫の混入を防ぐため、シートを使用。
生搾りオレンジジュースの自販機は、衛生面に配慮して運営しているといえます。
虫やゴキブリの混入があればすぐに拡散してしまう昨今、食品業界の衛生管理意識はますます高まっているようですね!
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