小学生の空手大会で反則行為をした子どもの動画が話題となっていますが、その後の続報にさらに激震が走りました。
蹴られた被害者側の子どもが、3年間の大会禁止処分を受けたというのです。
蹴った子どもは反則負け、蹴られた子どもは3年間の空手大会出場禁止。
蹴られた子どもがかわいそうで不満が残るこの結果に、Xでは疑惑と怒りの声であふれています。
この記事では、なぜ蹴られた子どもが大会出場禁止となったのかという経緯と、みんなの反応をまとめています。
小学生の空手大会で反則行為を受け、被害者は全治3週間の大ケガ
空手の大会で反則行為をした経緯や状況については【悪質】空手の試合中断後に小学生が後頭部をキック!反則した状況や経緯解説の記事でまとめていますので、詳細がまだの方はご一読ください。
被害者の子どもは頸椎ねん挫
完全なノーガード中に後頭部をキックされた子どもは、なんと頸椎捻挫で全治3週間の大ケガを負いました。
攻撃を受けた直後はその場にうずくまり、ずっと後頭部を押さえ続けてなんとも痛々しい様子…。
すぐに子どものフォローへ走らない審判への対応の悪さにも、批判が集まりました。
手足に麻痺症状
被害者の子どもは攻撃を受けた直後、手足に麻痺症状が現れたため救急搬送されました。
後遺症についてはまだ明らかになっていませんが、発表がないため今のところ現れていないものと思われます。
頸椎は首の骨で危険な場所
頸椎とは首の骨である椎骨のことをさします。
頸椎が骨折すると頸椎損傷(けいついそんしょう)、頚髄という神経に傷がつくと頚髄損傷(けいずいそんしょう)といいます。
森整形外科リハビリクリニックより引用
軽い損傷の場合には手足がしびれる程度ですが、強く損傷すると手足が動かなくなるような四肢麻痺を起こします。
今回は頸椎捻挫でしたが、一歩間違えれば子どもに後遺症が残るほどの大ケガにつながっていました。
首には大事な骨や神経が集中しているため、被害レベルの大きい事故であったといえます。
頸椎捻挫の被害者側が3年間の大会出場禁止…なぜ?
空手大会が終わったあとの状況については、空手の先生であり今回の事件を公にした宮本岳司氏が発信しています。
蹴られた子どもの親が、蹴った子どもを怒鳴ったから
宮本岳司氏によると、被害者の親が加害者を怒鳴ったことが出場禁止となった理由だそうです。
怒鳴る行為がスポーツマンシップに反していたのでしょう。
・・・・・( ^ω^)???
親であれば、我が子にこのような危険行為をされたら怒り心頭になるのも仕方ありません。
それなのに出場禁止をくらうのが被害者側ということで、納得できないという意見が多くあがりました。
蹴った子どもは反則負けのペナルティのみ
もちろんこのような反則を起こした子どもは、この試合は反則負けです。
しかし加害者側の子どもの出場禁止情報は入っていません。
つまり、このような殺傷能力の高い暴力事件を起こしておきながらペナルティはそれだけなのです。
Xでは厳しい叱責と正しい処分を求める声があがっています。
蹴った子どもの親は謝罪なし
宮本岳司氏のコメントによると、蹴った加害者側の親は謝罪がなかったとのこと。
理由は子どもが怒鳴られたからだそうです。
セコンドに指示されたとはいえ、自分の子どもが試合中断中にノーガードの人間の急所を的確に攻撃したことは事実。
その行為に対して謝罪しない親の対応にも、批判は集まっています。
謝罪させるなら出場禁止という脅迫があった?
動画を投稿していた宮本岳司氏の発言から、相手の親に謝罪させると今後大会に出られなくなるという脅迫があったとのこと。
隠蔽目的もあったのではと推測されています。
現在動画を載せた投稿は削除されています。
被害者側が大会出場禁止を受ける意味がわからないとXで批判が殺到
蹴った子どもは反則負け、蹴られた子どもは3年間出場禁止という処遇に多くの非難の声があがりました。
Xでの反応
蹴られた側が出場禁止って意味不明過ぎ
蹴った子の親が謝らなくていい理由にすらなっていない
こんな団体は一刻も早く潰すべき
出場禁止にすべきは加害者側
子供の3年間はどれだけ貴重な時間なのかも理解してほしい
大会関係者は蹴った子供の親の取り巻きなんですかね
完全に逆ギレですよね
この結果に納得がいっていないという声ばかりで、蹴った子どもに対する厳しい処分を望む意見であふれました。
【続報】被害者の出場禁止処分が撤回されました!
今回の騒動を発信し続けている宮本岳司氏からの続報により、被害者側への出場禁止処分が撤回されたと報じられました。
また除名処分などもしないと決定されたそうです。
Xで多くの声があがったことが決定打となったのかもしれませんね。
まとめ:なぜ被害者が出場禁止に⁉空手大会で反則行為を受けたのにかわいそう
小学生の空手大会で反則行為を受け、後頭部に大ケガを負った被害者側の子どもが3年間の大会出場禁止という処分を受けました。
理由は蹴られた子どもの親が蹴った子どもを怒鳴ったからのようです。
しかしこの処分に納得がいかないという声は多くあがっています。
なぜ蹴った子どもは反則負けだけで、蹴られた被害者側の子どもは出場禁止という重い処分を受けなければならないのか。
たたでさえ大ケガを負った子どもに、この処遇はかわいそうだと不満の声があがっています。
反則行為に対する処分の甘さに、蹴った子どもがお偉いさんの息子ではないか?と空手大会に対する憶測が飛び交っています。
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