小学生の空手の試合中に、悪質な反則事件が起こったことで話題となっています。
空手の試合中断後にもかかわらず、相手の後頭部にキックしたという悪質な事件です。
空手の試合中になぜ悪質な事件が起こったのか、状況や経緯を解説しています。
試合中断後のキックなので当然加害者子どもは反則負け。
後頭部をキックされた小学生の子どもは救急搬送されました…。
悪質な事件の状況と経緯をまとめています。
【動画あり】空手試合中断後に小学生が後頭部をキックとは悪質な反則!当時の経緯を解説
空手の先生である宮本岳司氏が試合の動画を投稿していましたが、現在は削除されています。
顔面パンチで試合は一時中断に
被害者の子どもが顔面パンチをくらい、主審の「やめ!」の声で試合は一時中断になります。
極真空手は顔面パンチが禁止されており、反則となります。
そのため主審は試合を中断させる必要がありました。
相手が背中を向けた瞬間に後頭部をキック
主審の「やめ!」がかかり試合が一時中断されると、顔面をパンチされた子どもは場外に出るため加害者の子どもに背中を向けます。
するとその瞬間、後頭部をキック!
被害者の子どもはその場に倒れ、うずくまりました。
【悪質な反則】空手試合中断後にキックを指示?被害者の子どもの状況は?
後頭部にキックをしたのは子ども自身ですが、そうするように示唆したセコンドも話題となっています。
セコンドから「いけ!」と指示
動画をよく見ると、相手のセコンド側から「いけ!」と指示している様子がうかがえます。
その指示があったせいで、子どもは相手の小学生にキックをして加害者となってしまったのです。
子どもは頸椎ねん挫で手足が麻痺し救急搬送
被害者の子どもは後頭部への強い打撃を受け、頸椎をねん挫。
手足に麻痺症状も現れ、救急搬送されました。
全治3週間と診断されたそうですが、後遺症の有無についてはまだ判明していません。
加害者の子どもは反則負け
試合を中断されても後頭部をキックしたことで、加害者の子どもは反則負け。
この試合を見た人からは「今後の大会出場も禁止しろ」「二度と武道に関わらすな」という厳しい声があがりました。
【続報】被害者の子どもが3年間の大会出場禁止処分
被害者側の子どもが、3年間の大会出場禁止処分を受けたことが発覚しました。
詳しくはなぜ被害者が出場禁止に⁉空手大会で反則行為を受けたのにかわいそうで説明しています。
空手試合中なのに背中を向けるほうが悪い?悪質な反則行為・後頭部キックを擁護する声に批判
Xでは「試合中なのに背中を向けるほうが悪い」と被害者の子どもを非難する声も。
しかしそんなわけなく、どう考えても反則している子どもや指示したセコンドが悪いので、擁護派を非難する声があがっています。
空手の宮本岳司先生からのコメント
この一連の流れを動画に投稿した空手の先生である宮本岳司氏も、加害者の子どもを擁護する声にはこのように強く批判しています。
Xのコメント
止めの後に攻撃させるなど、信じられません。
空手はルールあるスポーツ格闘技。
ルール無用で守れない輩は退場ですよ
スポーツだろうが格闘技だろうが、実社会と同じで様々なルールを敷いた上で、そのルールを皆が守るからこそ成り立ってるんじゃないか。
当然被害者の子どもを擁護する声ばかりで、ルールを守れない加害者子どもの将来を不安視する声も多く見られました。
【悪質】空手の試合中断後に小学生が後頭部をキック!状況や経緯を解説まとめ
空手事件の経緯や状況をまとめると、以下の流れになります。
- 極真空手の小学生同士の試合中
- 顔面パンチで主審が「やめ!」と試合を一時中断する
- パンチをくらった被害者子どもが背中を向ける
- セコンドから加害者子どもに「いけ!」と指示
- 試合中断後にもかかわらず、加害者子どもは追撃で後頭部をキック
- 被害者子どもは頸椎ねん挫で手足に麻痺症状が現れ救急搬送
状況や経緯を整理しても到底理解できるものではなく、試合中断後なのに追撃として後頭部をキックするとは悪質極まりない行為です。
小学生なだけに、被害者・加害者ともに子どもの将来がとても心配です。
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